本番前の1週間は天気がかんばしくなく、調子がくずれそうだったけど、自転車に乗りたいって気持ちが増幅していた。
前々日は、12時間勤務の夜勤。土曜日も夜勤だったが、若い子に無理をきいてもらい、休ませてもらう。感謝。
宿の手配、乗鞍までの道中の運転はどんなべさん。雨が降りしきる中の運転、さらに感謝。往路は2時間ほど寝かさせてもらったので、あっという間に乗鞍についた感じです。
宿(美鈴荘)で参加メンバー(H松君はてっきりお父さんと宿に泊っていると思ったら車中泊でした。)と合流。チャンピオンクラスで優勝を狙うM本さんも一緒。なんで、M本さんの宿での行動を・・・・・・ほんの少し気づいたことだけですが・・・表面だけですが・・・チーム員以外で乗鞍チャンピオンのM本さんの試合前日の行動なんて知りたいでしょ?
ナーバスになってないし、オーラがめらめらと出ている感じもしなくて、いたって普通。夕食は生ビールを僕たちと同じように飲むし、ご飯も山盛りおかわりしてる。食後、部屋でワインをぐびぐび嗜むしで、大多数のノリクライマーとなんら変わらず。なんとかDという、漫画の単行本があったよといって、部屋に持ってきて楽しそうに読んでいる。ただ、朝食の時間だけは気にしていて、5時では遅いなぁと。でもこれも普通のことですよね。スタート3時間前には済ましたいのも。宿にお願いして4時30分に食事。バイクの準備をする時も、友人のバイクの具合を先にみているしで余裕たっぷり。それにしても、リーダーといい、M本さんといい、強い人でも、MS97のメンバーはみんな面倒みが良いです。アップを始めるころには僕はスタート地点にむかったので、どんな感じになっていったかわからないけど、きっと、あまり変わってないでしょう。
さて、ここからは僕のこと。
土曜は夜まで雨が降り続けたが、当日は晴れ間ものぞく朝を迎えることができた。霧雨ぐらいは覚悟していたので、めちゃ嬉しい。
朝食を済ませてから、車に積み込む時に、ハンドルを下げたので調整。空気を入れて、軽くポジションチェック。M本さんの友人のヘッド周りの調整を手伝ってから、僕のバイクの空気圧を再チェックしたら、なんと後輪がぺしゃんこ。パンク??チューブラーなのでいやな感じだったが、バルブのコアが緩んでいただけだったようで一安心。ローラーを持ってない僕は、ゴールに持っていくリュックを担いで、いがやスキー場から一之瀬園地に上る10%ほどの坂を2本上って会場へ。いつもながら早くからバイクを倒して並べてある。そして、各クラス上位を狙う人は、その場でローラーを回している。Fクラスでもナルシマの2人は、きっちりアップしている。それを横目に10列目ぐらいに行こうとすると、新潟の次郎長さんが、「とくさん」と声をかけてくれる。今年からFクラスの仲間入りした、次郎長さん、この時、僕は彼について行こうと決め込んだ。
7時42分、スタート1分前の合図でストップwォッチをスタート。7時43分いつものように右端からスタート。1度ペダルを拾い損ねたが、2回目ではまる。ロケットスターターがいっぱいで、最初の左コーナーまではずるずると後ろに下がる。上りに入って前へ上がっていく。と言っても当たり前だが先頭集団は見えない。オレンジ色のゼッケンも国民宿舎の前ではちらほらになる。そこをすぎたあたりで、前のほうに次郎長さんと思われる、DASTYのジャージ。なかなか追いつかないが、心拍は170ほどで、これ以上あげると垂れてしまいそう。でも追いつきたいと、踏んばる。この時だけ、MAX状態。追いついた後は、申し訳ないが、DASTYの後ろにつきいち。うまい走りで、勾配が緩くなった時は、ほんの少しの時間だけ、脚を休めている感じ。僕にとっては少しペースが速いが、我慢する。スタートしてすぐにサドルからペキペキ、ミシミシと異音がしていてが1CPをすぎてグレーチングのところを渡るとき、サドルが後方に落ち込む。追い込んで走るとき、前乗り気味で乗る僕にはきつく、尿道が圧迫される。気が股間の方にいってしまい、集中力がなくなると、1つ目のゴンドラのケーブル下でDASTYから切れてしまう。そこからは心拍は168~170をキープして走れるように心拍計たより。冷泉小屋手前でO2ってジャージの方にパスされるが、ついて行けない。きっと、このあと、次から次へと追いつかれるかもと気が気でなかったが、思うほど、ぼくも垂れないし、脚が痙攣する前の予兆もない。スタート前に噛んだアスリートソルトと、カーボショッツの成果かも。位ヶ原の2CPで水をとり、一口、口に含んで残りは首筋にかける。今日はもっと寒いと思っていたが、暑いのだ。そういや最近の新聞に乗鞍のハイ松が大きく背が高くなってきていると書いてあったな。温暖化で森林限界が高くなってきているのだ。前方にナルシマのジャージが見える。スタート前にローラーでアップしていた人だ。力はあるが調子が悪いようで勾配が緩い時は、がーとコスミックカーボンをうならせて走っているが、勾配がきつくなるとぜんぜんだめなようだ。彼をパスしてひたすらコーナーは直線状にコース取りしていく。ラスト2kmで7分前にスタートした、Gクラスに参加のターミネーターのS野さんをパス。声をかけたかったが、S野さんはコーナーのアウト側にいたのでかけられなかった。股間がしびれてきたが、ここでダンシングすると残り1kmがたれそうなので、シッティングで我慢。メーターをストップウォッチに切り替えると1時間9分を示している。ここで70分切りは不可能とさとるが、あきらめずに、プロカメラマンのカメラにカメラ目線を送りながらスパート。きっといい画像がとれているだろうとゴール。時計は1時間10分40秒をしめしていた。この時は70ふんが切れなかったが、コナさんから自己新じゃないと言われて、確かにそうだと喜びをかみしめる。
仲間がいる場所に行くと、M本さんはチャンピオンクラスで優勝したことを知る。すげぇ~おめでとう。タイムも57分台って強烈。MAX SPEED97がさらに有名になりますね。
皆で、休憩したのち下る途中、H松君の前輪がコナーでパンクして転倒。幸いスピードも落ちていたので大きなけがも無くてよかった。大会後の長い下りは、スピードを下げるよう忠告されているから、ブレーキをかける頻度が高くホイールの発熱、チューブへの熱の伝導、膨張でバーストしてしまうんでしょうね。下りで数台のバイクがパンク修理しているのをみかけました。レースではいつもより0.5気圧ほど上げているから余計に可能性が高いと思います。下る前に若干、空気圧を落としておいたほうがいいと思います。そのことをH松君に伝えておくべきでした。
会場に戻り、計測チップを返却。さっそくM本さん、CS誌?のインタビュー。昼食は去年と同様、ル・コパンで摂る。ここでもM本さんの食欲にはびっくりでした。食事をいっぱいとれるのも強さの秘訣かもです。
宿に戻り、お風呂に入って、表彰式へ。MAXSPEED97のジャージを着たm本さんが頂点に立ったのは感激でした。ほんとおめでとうございます。
僕も8位入賞ってことで、チームジャージ着てステージ下に立てました。公式タイムは70分38秒。地味な記録ですが、自己新です。乗鞍は思い入れのある大会なので、出場できるなら、いつまでも出たいと思ってます。当然、次に出る時も70分切を目指します。
今年は、新潟の次郎長さんに助けられての記録です。表彰式で挨拶しようとしましたが、みえていなかったので出来ませんでした。この場でお礼申し上げます。
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